2002.2.10 「 ソルトレークのジャンプ台 」
荻原がk点ジャンプを揃え、大斗が6位に付けた複合前半のジャンプは抜
けるような青空で美しい映像を楽しめました。そして初めて見るこのジャ
ンプ台の特徴的な作りが新鮮でした。どこが違うか。
大きな庇がかけられたスタートゲート廻りの広々としたゆとりがこれま
で見た事がない特徴です。もちろん、実際に見ているのは大倉山と宮の森の
二つだけで、他はテレビ放送での情報ですが。
白馬もホルメンコーレンも多くはスロープ全体が構築物として作られ、
尻切れトンボのジェットコースターの様に見えますが、ここは大倉山と良く
似ていて地面からスロープが浮いてない。それゆえにスタートゲート廻り
がゆったり作れるのですね。そのデザインもなかなか良くて、スロープの向
こうに白樺の林が見えるのも北海道と近しく見えますね。
でも、日の丸飛行隊の練習報道で着地が難しい、とありましたが確かに
転倒者や両手を着いた選手もいましたし、結構ふらついてましたね。船木
選手は着地で少し片足流れる傾向があるし、原田選手のはちょっとひやひ
やすることがありますから、どうかうまくテレマークを決める事を願いな
がら明日のノーマルヒルを楽しみに。
小室 雅伸
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