口琴博物館
No.M19
ギャラリー兼住宅
2006年
札幌市
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建築種別

ギャラリー兼住宅

構造/規模

木造2階建

所在地

札幌市

延床面積

ギャラリー部分:22.1u
住宅部分:122.0u

コメント

 木造住宅の増改築です。ポイントは3つ。
 一つは外壁サイディングが凍害で傷んでるので総張替(当社HPの事例を見て外壁は黒・サッシは赤と指定)。
 二つ目は車庫を改修して趣味のコレクションを展示する場所に。
 もう一つは平屋部分の積雪処理が大変なので、屋根勾配を西側に変えてルーフテラスを作れないかとの相談。
 いろいろ検討した結果、屋根勾配を変えるだけの工事はもったいないので総2階に増築してしまいましょう、と提案して取り掛かることにした。

 2階の増築は形状がシンプルだったのですんなり出来上がった。 既存のスノーダクト屋根と絡ませると厄介になるので、一段下げてシート防水フラット屋根として完結させた。
 南の窓は光を取り入れるだけの高窓にして東西にだけ大きな窓を開けた。 とりわけ西側は緑道なのですっかり成長した街路樹が生い茂り春は桜がすばらしい、と。 両端に心地よい居場所ができ、中央部は明るくて実に落ち着くTVコーナーができた。

 さて、趣味のコレクションと書いたが、趣味などと呼べるものではない。  
 口琴という伝統楽器のコレクターであり演奏者であり研究者の拠点つくりでした   (http://www1.plala.or.jp/hare/  をご覧いただきたい)。  
 膨大なコレクションがセンスよく選ばれた骨董家具と調和して「口琴博物館」と呼ぶにふさわしい空間に変身しました。
 

備考

施工/株式会社ミース建築研究所