喫茶店

木造/1階(地下倉庫)

札幌市清田区平岡公園東１丁目12-27(厚別中央通沿)

1階(99.40m2)/地下(35.30m2)

　子供たちが大きくなって親元を離れ、いよいよセカンドライフの計画が始まった。料理好きな奥さんの技を生かして手料理と喫茶の店を開くことになった。大きな厚別中央通りに面してるおかげで、近くの平岡公園の緑や藻岩山･手稲連山を遠望できるなかなかの場所。精一杯道路際に突き出した店舗と、奥まった居住部分とでＬ型に構成して駐車場３台を確保。テラス席も作って、成熟しつつある戸建住宅地の中の気軽な休憩所になることを狙いとした。

　少し扇型に変形した敷地形状に合わせた平屋の構えであるが､表と裏とは大きな段差があるので、半地下車庫･倉庫が隠れている｡ このところ常用している道産カラマツ材プレカットを使って、外側断熱を施した軸組顕しのインテリアはここでも一緒。コストダウンのこともあるが店舗作りに参加、が当初からの希望だったから、全ての塗装作業や棚･テーブル作りは施主の手仕事。厨房機器の手配もネット検索など駆使して調達。

　東京から助っ人のおばあちゃん、ケーキ作り担当の姪御さんも加わって１月１５日開店。

営業時間　11:00〜17:00（月、木曜日定休）

ウッドプラザ北海道　のHP特集「カラマツの家をつくる（３）」に掲載