陶芸工房・冬哭舎窯
No.M09
民間施設
1984年
夕張郡栗山町
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建築種別

陶芸工房

構造/規模

CB/1F

所在地

栗山町

延床面積

60.71m2

コメント

古い農家の納屋を仕事場にしていたがストーブから火事になってしまった。徹底的ローコストで工房の再建が依頼された。
陶芸の粘土はブレンドして練り上げしばらく寝かしてから用いる。その間に凍結させるとまた一からのやり直しとのこと。こうなると外断熱にしてストーブ1台の微少運転で室温を保つ威力を使うしかない。
 ブロック造にグラスウール断熱、トリプルガラス窓、木造で屋根を架けて土載せ屋根で夏の暑さもしのごう、と。徹底的に安価な材料を、その材料の規格寸法に忠実に設計をあわせて、ゴミを出さぬように。
 施主自らと親方棟梁との合作で、何と坪18万で完成させた。土載せ屋根はタンポポやらハーブ類が茂っている。  掲載 : ディテール127(1996年冬季号)  リプラン北のくらしデザインしますPart3、  ディテール 127