当別田園コート
No.J26
住  宅
2006年
当別町
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工事写真

建築種別

住宅

構造/規模

木造平屋建

所在地

当別町

延床面積

162 m2、
(物置・カーポート共)

コメント

 当別田園住宅プロジェクトに画家のアトリエ住宅が加わる。 Be−H@USの架構システムを用いて3mグリッドでプランニングし、間口30m、奥行6mの切妻屋根平屋である。 豪雪地なので雪割り棟を設けて落雪させる。だから軒下に高窓を連ねて光を確保し、外を窺う小窓はポツポツと配置。 そして、南北に1つずつコートをえぐりとって床までの開口は軒先から引っ込めて雪に埋もれるのを防ぐ。
田園の真っ只中だから夏は緑、冬は白の世界。黒の下見板と窓の赤に地区協定による白い屋根のコントラストで きっちりシルエットを際立たせる。

 壁・屋根とも外側断熱ですっぽり包んで、内部は軸組み表わしにするこのところの常套手段のインテリアになる。 深夜電力蓄熱床暖房で基本的な温度を確保し、薪ストーブを楽しむオール電化住宅でもある。
ギャラリーとしての玄関からオープンなアトリエに連なる。いや、家全体がオープンな構成であり、 楽しい交流が育まれることを望まれているし、気まぐれ週末茶房の企みもふくらみつつある。
間もなく着工、来春ゴールデンウィークの頃には引越しになる。

備考
施工/辻野建設工業株式会社

2007年 第32回北海道建築賞 審査員特別賞 受賞
リプラン編集長ブログで紹介されています。(その2)