川沿の三角屋根
KAWAZOE GABLE
No.J06
住  宅
1990年
札幌市
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建築種別

独立住宅

構造/規模

CB造一部木造/2F

所在地

札幌市南区

延床面積

105.33m2

コメント

小樽運河沿いの倉庫群の様に、木造の骨組みに外壁として軟石を積み上げた住宅に住んでいた施主は、この石壁に強い愛着があった。何とか石積壁を失わずに、家を新しくしたいという難題が持ち込まれた。まず、木造の骨組みを全て撤去し、石積壁だけを残して断熱材を吹き付け、その内側にブロックを積み上げて構造体をつくり、背高ノッポの三角屋根を乗せた。ここではブロック二重壁の手法を逆の手順にして、外壁の保存再利用に役立てたのである。

備考

環境と共生する建築/野沢正光著(建築資料研究社)、建築教材「雪と寒さと生活」U事例編(日本建築学会)
リプラン1993夏Vol.21、環境をデザインした住まい(建築環境・省エネルギー機構)
NIKKEI NET「呼吸する住宅 10住宅の気密性とシックハウス」で紹介されています。