手稲の三角屋根U
TEINE GABLE II
No.J01
住  宅
1984年
札幌市
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建築種別

住宅

構造/規模

CB造・木造/2F

所在地

札幌市手稲区

延床面積

135.32(増築27.86)m2

コメント

かつて、ブロック造三角屋根住宅は北海道型防寒住宅の花形であったが、木造の防寒構法の普及とともに関心が薄れていった。すきま風が入らなくなった代わりに結露被害が酷かったブロック壁は、断熱材を挟んだ二重壁にし、束立て構法で使いでの悪かった小屋裏は、"2×4"構法で丸々使えるように改良して三角屋根住宅の復権を試みた。厚い断熱材でくるまれたブロックの蓄熱性は、石炭ストーブ1台で開放的な空間構成を可能にしてくれる。剥き出しのブロックと少々荒っぽい木材の組み合わせは、風土の厳しさに似つかわしい。1992年に子供室棟を増築。

備考

新建築住宅特集'86冬、8712建築文化、住宅建築別冊22、住宅建築別冊37、住宅建築別冊39、 意地の都市住宅Part2(ダイヤモンド社)1991、 ディテール 85


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